「パン2」トライ本格開始/城ケ崎・シーサイド

シーズン真っ盛りで大盛況のシーサイド。

連休は初日だけ晴れ

成人の日とからんだ3連休。シーサイドに1泊で行きたかったが、残念ながら中日の昼くらいから雨予報。
Mエさんと日帰りでシーサイドへ。家を5時半くらいに出て、0911伊豆高原着の電車で。駅で合流。懸垂地点で少し待ち、アップに入れたのは10時くらいから。シーズン真っ盛りというところだろうか、岩場はかなりの人数だった。

今回から、「パンピング2」に、本格参戦することとした。今日のパン2・虎の穴ラインは7、8人がトライ。なかなか盛況である。

4トライして、まとまらず

自分は4トライしてみたが、核心のムーブがどうにも決まらず、まだ先は長そう。わかったのは、主流だと思える右手出しよりも、左足ヒールの左手出しの方が自分には合ってそうだな、ということ。

核心部のムーブに入る前に、すでに腕が多少ヨレている。カンテでレストができるのだけど、前傾なので、そんなに回復するわけでもない。カンテに出る前の下部をもうちょっと省力ムーブにして、自動化しないとだめっぽい。

また、上部の薄被りになってからも、かなり悪いことがわかった。同じパン2トライの人と少し話をしたら「自分は上部が核心だと思っている」と言っていた。一つ一つのムーブが微妙に遠くて、下部のどっかぶりを超えてパンプした腕にはきつい。全体を通してだんだんきつくなっていく、ストレニ系。

錦糸町の強い常連、Eさんも「パン2」トライしていた。3トライ目には核心も越え、RPかと思われたが、終了点下でフォール。やっぱり、厳しい。。。

撤収は、4時半くらいから。登り返しの渋滞が少しあり、伊豆高原駅に1750発の熱海行きの電車にぎりぎり乗れた。

乗り換えの小田原駅で、ちょうど1年前にシーサイドに一緒に来たOさんと遭遇。奇遇だ。城山に行っていたという。1年前からまったくお会いしていなかったが、無事にクライミングを続けていたとは、なによりだ。

「パン2」核心ムーブのメモ

核心部は、どっかぶりで逆相三段になっている棚ホールドを超えていくところ。下段から中段、上段と進む。ガバといえばガバだが、水平の皿ホールドなので、自分にとってはそんなに持てるホールドではない。

下段から中段を取るところが、少し遠くて悪い。ここが、下からつないで一度も超えられていない。

いくつかムーブはあるが、右足を軸にして右手で取る方法が主流。まずこの方法を何度か試した。だが、右足を普通に踏んだ場合、右手をデッド気味に出す感じになる。そうして右手を取った後、どうしても足が切れて降られて、振られに耐えられず落ちてしまう。保持力が弱いのか、バランスが悪くて振られ過ぎるのかはわらからない。だが、この方法で普通に止めてる人が多い。自分はどこかが弱いのだろう。

右足を高い位置にヒールして、左手を引き付けるようにして伸びあがって右手を(スタティックに)取る方法の人も多い。一度スタティックに取ってからヒール解除すれば、デッドで取ったときと違って、振られてもコントロール可能だと思う。

だが、自分は右足ヒールがなかなかうまくできなかった。右手で持つ丸ホールド(Wっちさんが使っていた)にも、その下の外傾した小棚(錦糸町のEさんが使っていた)にもうまくかけらない。

もう1つは、下段の棚にマッチして、カンテ左側面に左足をヒールフックして、それを軸にしながら、左手で中段の棚を取る方法。この方が、手数、足数は多くなるが、足は切れにくいと思う。

見た目は、右手出しの方がダイナミックでかっこ良いのだけど、もちろん見た目で登り方を選べるほど、強くはない。

激ツヨのお子様。「パン2」を2撃していた。これを見ると「遠い」などと言い訳できない。でも、クライミングは才能だとも思わされる。