錦糸町では回収祭り
週末はめずらしく2日続けてクライミングをした。土曜は、Nカタさんと錦糸町でリードクライミング。
まず、TR壁のスラブを2本登ってアップ。さらにアップがてらハング壁右の下部を適当なホールドで登って、白12aの最後の部分だけ練習。
そして、白12a、ようやく登れた。本当は先週に登るべきだったが、ずいぶんかかってしまった。
その後、黄色12bを触ってみたが、これは難しい。2トライしたが、テンテンというかチョンボしまくり。下部もムーブがきついし、ゴール取りはムーブが作れなかった。長期的な取り組みかな。
垂壁のオレンジ10d。こちらもようやく登れた。計4便。さらに、TR左2段壁のオレンジ11a、こちらも本日1撃、計3便。このTRのオレンジ11aはけっこう面白い、おすすめ課題。
今日は仕掛品3品を完成・回収の日だった。たまにはこういう日もないとね。
アップのときに少し難しめ(10台)のスラブを登ると、調子がいい気がする。手は疲れないで体がバランスを取る動きをしたり伸びたりするからかな?
ロックランズでオンサイトトライ祭り
あくまで「トライ」。
日曜、Kスケさんから葛西のロックランズへ誘われた。昨日の疲れが残っていたらやめようと思っていたが、案外と疲れてなかったので、参戦。
久しぶりのロックランズだが、リードクライミングエリアにいる常連さんやスタッフさんは顔なじみ。挨拶しながら登る。
アップの後、かぶった壁のピンク■11c。OSできず、2撃。オブザベ下手だなあ。現場処理が多くて、しかもムーブを間違えている。これくらいがOSできないと、コンペどころじゃないよなあ。
メインウォールの白■11d、2トライして登れず。これは単に弱いだけ。
シャッターサイドの緑/11c、こちらも2トライで登れず。これはなかなか面白いルートだった。
ぜんぜんだめだー。でも、久しぶりの壁で、全部OSトライなので新鮮で楽しかった。
最後はオートビレイで何本か連続で登って、腕を張らせておしまい。
事故目撃
そのロックランズで、トップロープで登っていた高校生くらいの若い子のグループで事故が発生した。ビレイヤーがミスして、クライマーは終了点から落下。足を骨折して救急車で運ばれた。最上部から落ちて、足の骨折だけで済んだのは、不幸中の幸いだったかもしれない。
明らかに今日初めてルートクライミングジムに来た、という感じの子にビレイをさせているので、危なっかしい雰囲気はあったが、経験者らしい子がやらせていたので大丈夫だろうと思っていた。もうちょっと注意してよく見ておいてあげればよかった。
ここを見ている人に初心者はあまりいないと思うが、もしこれからルートクライミングを始める人が読んでいたら、最初は必ずしっかりした指導者にビレイを教わってほしい。独学して友だち同士で始めるというのは、おすすめできない。
しっかりした指導者というのは、必ずしもベテランとか先輩という意味ではない。そういう人でもきちんと教えることができない場合もある。自分でできることと、人に教えることは別だから。
なるべく、クライミングジムか岳連などの団体が主催する講習会、またはガイドの有料講習を受けて、しっかりした技術を身に付けてほしい。「ビレイは人の命を預かる役割」ということを忘れずに。