先日、リアル50歳になりました。もう中年も峠を越えて高齢者にさしかかりつつあります。あとは年金と生活保護をもらうまでなんとかしのいで、マスターズコンペに出ることだけが余生の楽しみです。
会社帰りに池袋のノボロックへ。
狭いボルダリングジムだが、相変わらず混んでいる。そして客層が若い。若いどころか、小学校低学年くらいの子どももいた。保護者と一緒だけど、夜9時を過ぎているというのに、大丈夫なのか?
壁はすべてホールド替えになっていた。一部だけではなくて、全部の壁をいっぺんに変えるのがノボロック流らしい。このホールド替えには、池袋に魂を売ったOタさんも、ボランティアで手伝いに入ったとか。
しかし商業ジムのホールド替えをボランティア(客)にやらせるって、どうなのだろう。ホールド替えの作業をやってみたいというクライマーの気持ちもわかるけど、その気持ちにつけこんでタダ働きをさせているだけでは、という気がしなくもない。そこまでやるなら、課題も設定させて、設定者の名前も貼ってあげればいいのに。Oタ課題があれば、率先してやっちゃうよ。
(追記:この記事を読んだOタさんから指摘があり、ホールドの取り付けまではしておらず、1時間半ほどテープを剥がしたのと、外したホールドとビスを集めた程度だそうです)
3級を登れたり登れなかったり
さて、新しい壁。
緑(3級)を主にトライしたが、1撃できたものもあれば、登れなかったものもあった。奥の被り壁の緑×は、難しかった。10トライくらいしたけど登れず。一方、同じ緑でも/や■は一撃だったから、難易度にけっこう差がある気がした。T-WALL換算だと4~5級か。
垂壁や薄被りも、やけに難しいのがあったが、ムーブを間違えていたのかもしれない。ムーブの引き出しが乏しいので、その可能性が高い。
狭い割に混んでいるので、マットの前に何人も立って順番待ちになることがある。
自分のすぐ後ろに立って、カップルが話をしていた。
女「こないだ、グラビティリサーチ(最近、好日山荘池袋店の中にできたジム)に行ったんだけどさ…」
壁が低いとか、トラバース課題が多くてつまらないとか、その割に料金が高いとか、さんざん悪口を言っている。私もよく店の前を通るが、ガラス越しに見える店内は実際そんな様子で、しかも、ノボロックより料金が高いから、少なくとも自分は入店する気にならない。
女「お客が少なくてー、なんか、おじさんが多いのー(笑)。たまに若い人がいると、だいたいカップルだし。一緒に登る人がいない感じー?」
男「おじさんに話しかけて一緒に登ればいいじゃん(笑)」
女「ええぇぇぇぇーーーーー、やっだあぁぁぁーーーーーwww」
この小娘……。すぐ目の前に、リアル50歳の渋い中年が立っていると知っての狼藉か! わざとか? わざとなのか?
「うるせえ。俺だってお前なんかと一緒に登りたくねーよ。ばーか、ばーか、ばーか」とは言いませんでしたけど、でも、大声で話すならもうちょっと周りに気を使った方がいいのではと思いました。
だから若いのが多いジムは、嫌いなんだよなあ。。。