ピンク12a、RP。オレンジ11cは難しい/T-WALL江戸川橋

うーん、膝やばい

前回書いたように、秋分の日の木曜に、クライミング → 体育館のフルコースで追い込んだ。すると、翌金曜は激しく疲れが残り、仕事に支障が出るほど。そして、土曜になっても疲れが抜けず、丸一日、家から一歩も外に出ず、ゴロゴロして過ごした。
疲れがなかなか抜けないのは、運動量が多かったことに加えて、摂取カロリーを減らしていることもたぶん関係しているだろう。もちろん、もう若くないのだから回復力が落ちていることもある。

日曜の体重は62.2kg。前日ほとんど動かなかったのに、減っている。運動しない日の1日の摂取カロリーは、平均して1,500kcal前後になるように調整しており、その程度に抑えておけば増えることはないのだろう。

午後から江戸川橋へ。天気が良いので自転車で行くことにした。軽い有酸素運動になる。体育館は行かない。

2階でアップにボルダーをしていたら、膝に痛みが。やばい、と思ったが、Kスケさんに脚を引っ張ってもらったり、いろいろ動かしたりしていたら、悪化はしない感じだったが、痛みと違和感が残る。今回も別に変な落ち方をしたわけではない。高いところから飛び降りてもいない。やっぱりボルダリングはもうだめだろうか?

左ハング壁ピンク12a、RP

やや暗い気分で、リードへ。
アップの後、前回の続きで左ハング壁のピンク12a。下部は思いのほか軽く進めた。レストポイントで入念にレスト。上部はあまり自信はなかったが、なんとか落ちずに終了点をつかめた。RP。計3日4便。やや甘めかな?

50氏がすすめる、中央左壁、同氏作の水色テープ課題(10+)。中央あたりで遠い1手をデッドで取るところが核心か。だが、事前に他の人が登るのを何度も見ているので、難なく突破。その上部も、見ていたので問題なし。FL。
自分の体感で10c~dくらい。10+は妥当だろう。

なんとなく、奥の垂壁に自分の課題を設定してみた。垂壁なのにランジがあったり、やたら遠い(だけ)課題で、暫定的に10cとグレーディング。そのあと、50氏が登ってくれたが、「この壁の黒10aと変わらない。黒は悪いよ」という。
自分は黒10aまだ登っていなかったので、さっそく登ってみたら、たしかにかなり悪い。悪いと聞いていたからそのつもりで慎重に登ったが、普通に10aだと思って登ったら、落ちていたかも。
これが10aなら、自分の課題が10cということはないな、と思い直して、10aに改定。

中央左壁オレンジ11c、難しい

次は中央左のオレンジ11c。
Iクラさんいわく「黒11bとオレンジ11cはあまり難易度が変わらなくて、紫11aの方が難しい」と。
しかし、それを聞いた50氏いわく「自分はオレンジ11cが一番難しかった」と。
グレーティングというのは物理的な単位ではなく、クライマーの体感で決まるものだから、どうしたってばらつきは生じる。
共通しているのは、下部は簡単で最上部がいやらしい、ということ。

どれどれ、と登ってみたところ、下部も言われるほど簡単ではない。オブザベで明らかに遠そうだと思っていた中間部のホールドはやっぱり遠くて、そこのムーブは作れなかった。右手クロスか、左手送りかどちらかなのだが、どちらも自分にはできなかった。
そこはパスして進んでも、その上もパワフル。さらに、最上部は、どう登るのか見当もつかない。絶望的にできないし、汗まみれで、へとへとになった。傾斜が違うので比べるのは不適なのかもしれないが、さっき登ったピンク12aより難しく感じるのだが……。

2便目は、スタートから真ん中のニンジンホールドまではスムーズ。ニンジンから斜めガバまで、さっきは2種類のムーブを試して、どちらもできなかったのだけど、下から見ていて思いついた第3のムーブを試したら、テンション後ではあるが、なんとかこなせた。
それからテンテンで上部。上部は、ライン取りの見当はついたが、ムーブを作るまでは至らず。難しい、が、1便目に感じた絶望的な感じではない。

Oツカさんが、自分の課題をやってくれるというのでビレイ。しかし、遠い(だけ)のルートで、小柄な彼女にはかなりきつそう。1部ホールドを改変し、さらに、「10aはありえない」との意見なので、グレーディングも再び改定。10bでもいいのだけど、やや甘く10bcと書いておいた。身長が160センチ以下だと、cくらいに感じるのではないだろうか。
もうちょっと、ルートの改良の余地はあるかもしれない。

設定した課題。暫定で10aとあるけど、後にbcに変更

自分が設定した課題。暫定で10aとあるけど、後にbcに変更


クライミング

上の課題を登るOツカさん。遠い一手を取るのが核心?長身の人なら簡単。