加重トレーニング中ということでよろ/T-WALL江戸川橋

バルクアップは悪魔の言葉

1週間ほど前、久しぶりに体重計に乗ってみたと、こ、ろ、、、なんと、重量は65.0kg、体脂肪率は20.5%となっていた。
オーマイガー。

1か月ほど前には、63kgほどになっていたのだけど、夏場は外岩も行かないし…、まだリハビリだし…、3kgくらいならすぐ落とせるだろう…、などと悠長に構えていたら、とんでもないことになっていた。
筋トレに行った後も「バルクアップだね」などと言いながら、アイスをむしゃむしゃ食べていたし、ステーキとかワンタンメン、カツカレー、オムライス…、と、毎日好きなものを食べたいだけ食べていれば、そりゃ太るだろう。

思えば、この「バルクアップ」という言葉が、悪魔の呪文のごときだ。たしかに筋量は増えているのであろうが、それを上回る量の脂肪がついてくる。

脂肪はいつもついてくる 筋肉の周りについてくる。
それが私のクセなのか いつも目覚めれば太り……。

昨年、北川の岩場で「秋葉大権現」(12b)を登り、それなりに調子が良かったころは58~59kgをキープしていた。
自分の身長は164センチなので、58kgだとしてもBMIは21.56。これでも普通体形であり特に痩せているというほどでもない。
それが、6~7kgも増えて体重65kgとなっては、一般人としてはともかくクライマーとしては完全に失格である。もし「クライマーというより豚だな」と言われても、反論できない。というか、むしろ言われたいw

加重トレーニング中ということでよろ

秋から冬のクライミングシーズンを控えて減量は必須だが、とはいえ、1週間や2週間で6kgを落とすのは、不可能。そんなことができるなら、そもそもここまで増やさない。

であれば開き直って「今は加重トレーニング。ウエイトをつけて登っているんだ」と言い聞かせるしかない。常日頃から「大リーガー養成ギプス」を装着して鍛えている星飛雄馬(古い!)のように、「14クライマー養成お肉」をつけて、鍛えているのだ、と。

単なるデブじゃなくあくまで加重トレーニング中であることを周りの人に理解してもらうために、Tシャツでも作った方がいいかも。「加重トレーニングです。話しかけないでください」と背中にプリントしたもの。

そんなわけで、土曜はクライミングジムには行かず、スポーツジムで軽い筋トレのあと小一時間ほどバイクを漕いだ。翌朝、「1kgくらい減ったかな」と思って体重計に乗ったが、200gしか減っておらず、誤差の範囲。やっぱり飯を減らさないとダメだよなあ……。つらい。おなかが空いたら登れないし。

日曜はあきらめて、加重トレーニングをしに江戸川橋に行った。

リードをやる知り合いがいなかったので、ボルダ―。
軽くアップの後、空いていた2階の奥壁で、以前に登っている水色(7,6級)をリピート。1撃できたのもあったが、数便かかったものもあった。ピンチっぽいホールドになると、とたんに持てなくなるのは、単にピンチ力が弱っているのか、体重が増えているせいか。ま、両方だろう。
気の迷いでファイルの岩6級にもトライしてしまったが、門前払い。6級というグレードは、自分には早すぎるようだ。

手前壁の水色にもトライ。1、2、4は登れたが、3が登れなかった。オレンジは、A、Bと登って、Cが登れず。そのあたりで手皮がつらくなってきたので、チンニング、立ちコロ、ワイパーなどやっておしまい。
早く6級がバリバリ登れるようになりたいものである。

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