気づけば3年ぶりの小川山
前回小川山に行ったのはいつかと思ったら、3年前(2014年)だった。
外岩も、GW以来の4月ぶり。なにか落としに行くと言うより、レジャー感覚です。小川山だし。
金曜夜発でTザワさんたちのOB山荘に泊まらせてもらうのが合理的なのだけど、金曜に用事があって、土曜の朝、新宿発の高速バスで八ヶ岳PAまで。そこからNカタさんの車に乗り、ナナーズに寄ってから廻り目平へ。着いたのは正午を過ぎていた。Kダさんも合流。Tザワさんの豪華テントサイトに荷物をデポして、2峰へ。
「DDT」(11a)RP
「DDT」11a。3年ぶりの小川山花崗岩で、なかなか厳しい。チョンボ混じりでT.O。
2トライ目、スタート直後のムーブが難しくて、そこだけ何度もトライ。そこを超えた後もヤバいところがあったが、なんとか超えてRP。満足。
到着が遅かったので、もう夕方。下山をはじめたらすぐに夕立が降ってきて、ちょうどよかった。
サイトに戻って、シャワーを浴び、Tザワさんの手料理で満腹。隣に木村伸介さん、理恵さんファミリーがいて、人なつっこい子どもたちとちょっと遊ぶ。
夜はけっこう寒くて、半Tの上に(長Tを忘れた)薄手フリースにナノパフを着てもちょっと寒いくらい。就寝は22時すぎくらいで、起床は7時くらい。例によって前日寝不足なので熟睡。
「イエロークラッシュ」はお話にならず。「イレギュラー」も登れない
ホットサンドとコーヒーの朝食をいただいて、今日はマラ岩。Nカタさんと一緒に「イエロークラッシュ」触ろうかな。それとも、「手のひら」か、「JECC」か、そういえば「イレギュラー」もまだRPしてないな、といろいろ登りたいルートはある。
まずは「川上小唄」でアップしようかと上にあがったら、Mワさんにお会いした。城ヶ崎・シーサイドシーズン以来のご無沙汰。どうもどうもとご挨拶。シーサイド崩壊の話や、ベーキャンコンペの話などしつつ、「今日はどこを?」と聞いたところ、「イエロークラッシュ」にヌン掛けしているとのこと。おお、それはちょうど良かった、後で貸してください、とお願いして、とりあえず「川上小唄」。
前回来たときはたぶん登っていないので、何年ぶりかわからないくらい久しぶりに登ったが、左右にちまちまと隣接ルートが無い広い岩面を、青空に向かってぐんぐん登っていく感じが気持ちいい。スポーツ的な要素はないが、岩登りの楽しさを感じられる良いルートだと思う。
しばらくしてイエロークラッシュの方に降りると、Mワさんは見事にRPとのことで、祝福。おめでとう!ヌンチャクは回収されてしまったが、新たに2人のパーティがマスター取りついていたので、見学。といっても、上の方はよく見えない。他にやる人がいるという話もあったが、だれも来ず、そのまま我々の順番に。
まずNカタさんがトライするも、4ピンの先に進めず敗退。次に自分だが、4ピンまでも行けず、敗退。もうちょっとがんばればそこはクリアできそうな気配もあったが、次のパーティが待っているのと、日が当たって暑くなってきたので、さほど粘らず敗退。どうせ通えるわけじゃないので、そんなに執着はない。
最後は、「イレギュラー」(10d)へ。これ、触ったことはあるけど登ってない。Nカタさんも前回登れなかったということなので、交互にトライ。1便目はテンテンでT.O。2便目はがんばったけど、核心でフォール。2便で10dが登れないのでは、「イエロークラッシュ」どころじゃないね。
Nカタさんは順当にRP。
17時くらいにテントサイトに戻り、荷物をまとめ、今日も泊まるNカタさんに車で信濃川上の駅まで送ってもらった。
服装メモ
昼間は思ったより暑くて、半Tで十分。夜はかなり冷える。寒暖差が大きい。長Tを持ってきたはずだと思ったら、間違えてタイツを持ってきてしまっていた。でも、薄手のパンツだったのでタイツがあって助かった。
交通メモ
行き
新宿バスタ→八ヶ岳PA(2,500円)。
高速バスがもうちょっと早く(6時半くらいとか)に出発してくれれば中央道の渋滞にも巻き込まれなくていいんだけどなあ。八ヶ岳PAからNカタさんの車。
帰り
信濃川上まで車で送ってもらい、電車。Tザワさんから今日が期限の青春18切符を2,000円で譲ってもらい、普通電車で池袋まで。ま、青春18切符がなくても普通電車で帰るだろうけど。信濃川上1815発。小渕沢の乗り換えがぎりぎりで焦った。池袋着が2230くらい。時間はかかるが、新宿まではずっと座れて、寝ていれば着くので楽と言えば楽。
帰りに中央線の沿線で火災があり、自分の乗った電車の次から運行見合わせになっていた。危なかった。