相変わらずクライミング意欲は低いというか、怠けクライマーというか、平日はまったく登っていない。週末に2日登るのもきつくて、1日が限界。
その週末の1日、Kスケさんからお誘いいただいて久しぶりの外岩へ。Nイさんも同行。最初は障子岩という案であったが、前日に都内ではけっこうまとまった雨が降ったため、乾いていそうな岩場と言うことで、榛名黒岩へ。
自分は黒岩は初めて。やさしいルートで1本アップのあと、Kスケさんおすすめの「つる」(11b)にトライ。
朝はヌンチャクが掛かりトライしている人がいたが、そうそうにRPして、外されてしまったので、マスターで。
『100岩場』には、下部が悪いとある。下地もやや悪いのでちょっと緊張するが、まず1ピン目を掛けて、クリップして一度クライムダウン。登り直したが、2ピン目前であえなくフォール。へぼい。テンテンでムーブを確認してT.O。上部はホールドがわかってしまえばムーブは易しくて、やはり下部の1手が核心か。
今日は暖かくてぽかぽかしてとても気持ちいい。木漏れ日の下でしばし昼寝。春の風がとても気持ちいい。
しばらく寝た後、準備運動をたっぷりしてから2トライ目。ちょうどまぶしい陽光がいやらしかったが、それでも危なげなくRP。わかってしまえば、11bだ。
OSを逃したのはオブザベ力不足かな。もっとも、上部は下からまったく見えないところもあるので、現場処理になるのはやむを得ないが。現場でムーブが作れないのは、要するに実力不足。
たかだか11bだけど、とりあえず1本は登れて満足。もう新しいルートに自分でヌン掛けして登る気力もないので、Kスケさんがヌン掛けしてトライしている隣の「アヒル」(11c)を、ちょっと触らせてもらったが、核心のムーブがなかなか厳しくて、解決できなかった。
この岩場の看板ルートである「エンド・オブ・ア・レインボー」を見学。トライしている人がいたので、ちょっとだけ見たが、下部のランナウトが怖そう。
スケールの大きなルートだけど、あたりの地面は落石でガレガレなので、もろい岩なのかもしれない。ルートの変化が早そうなので、変わってしまう前にトライしておきたいとも思う。
最後に、Nイさんが登っていた「柿ドロボー」(10c)を登らせてもらったけど、難しかった。かなり本気で登ってなんとかOS。
帰りに少し遠回りして、榛名湖を観光。夕方だから人もいなくて、ちょっと寂しい感じだった。