貸し切りの北川で「UV」落とせず。。。弱い

土曜、Oトモさんと北川へ。
飯能市の予想最高気温は11~12度。前日の天気予報では東京地方は風が強く、空気が乾燥しているという。
岩場は自分の温度計で7~8度であり、予報通り、夕方まで冷たい風が吹いていた。いよいよ北川にも冬がやって来たようだ。

本日の岩場は我々のみで終日貸し切りであった。好きなタイミングでトライできるのはよいが、ちょっと寂しい感じもする。岩場で他のパーティのクライマーと情報交換したり軽くコミュニケーションするのは案外楽しいものである。といって、混雑は困るとも言うのだから、勝手なものだ。

20161210

北川の岩場は貸し切りでした。

他のパーティもいないので、アップがてら「茶摘み唄」を登り、岩の上をぐるっとトラバースして「UV」終了点でロープを掛け替えて、ロワーダウンしながらヌン掛け。

この気温なら1便目は指がかじかむところだが、登る前に旧小学校に行ってトイレを済ませて、速足で戻ってきたため体がポカポカと暖かい。岩の冷たさも感じなかった。これは良い。

リップまで届くも登れず。弱すぎ。

さて「UV」(12a)。前回、クリップ以外はまとまったので、今日は落とすつもりで来た。難しいとは言っても12aだから、そんなに便数は掛けたくない。

1便目。UVパート2本目(下から6本目)のクリップできず、テンション。やっぱりここは遠くて厳しいので、ヌンチャクを連結しておく。

2便目。登る前に駐車場の先まで走って往復。体を温めておく。このウォーミングアップは、かなり有効。だけど疲れるから何回もはできないかな。連結したヌンチャクにクリップもできて右手→左手カチ→右手サイドガバまではOK。しかし足が決められず、ブラになって戻れず落ちた。

3便目。右手サイドガバから足を決めて、左手を上のガバカチに出したが止まらずフォール。

4便目。右手サイドガバから足を決めて、左手→右手も取れて、リップ上の見えない小ツノを探ったが、届かず、フォール。小ツノが取れれば、そこでクリップできるくらい良いホールドなので、たぶんその先は落ちないはず。惜しかったというか、我ながら情けない。ここは登っておくべきところだった。もう10便も出しているのに。。。弱すぎる。

3時なので回収でも良いかと思ったが、大落ちしたので戻れず、そのまま降り。

「茶摘み唄」を登って、かけっぱなしだったヌンチャクを回収した後、Oトモさんの執念のトライに刺激されて、ナマケモノの自分も5便目を出してみた。が、やはりもう疲れていて、左手カチが取れず。核心クリップは左手保持でできなかったのだけど、これを右手穴保持で左手クリップにしたら案外安定していた。右足を下げるところがポイントか。

右手の穴はそんなに深くないので、どうしてもガバの左手を持ってクリップしたくなるのだけど、遠くて厳しいから、右手穴でクリップした方がいいかも。ただ、それならそれで、その体勢になるまでのムーブを作らないといけない。左足踏みの、右足フラッギングかな?
ま、次回やってみよう。

Oトモさんは、「北落師門」今日こそ、と気合を入れていたが、惜しいリップ落ちが続いていた。あそこが難しいんだよねえ。。。でも、7トライもする執念がすごい。次回は絶対登れますよ!

気温、服装等メモ

飯能の予想最高気温は11度強。現地は、朝夕が6度くらい、最高も8度くらいまでだった。
風が吹いていると寒く感じるが、風がやめばそうでもない。昼寝もしっかりできた。ただ、足先が冷たかったので、象足が必要。
岩自体は思ったより冷たくなくて、カイロを持って行ったが、使わなかった。
トップは、ジオラインLWにシンプルガイドジャケット、ナノパフ。現地用の防寒着にダウンコートで、これまでと変わらず。ボトムは厚パンツにした。

いつも持ってく500mlのコーヒーに加えて、300mlの紅茶も持った。飲み切ったので、これくらいでちょうどいい。

登る前に走ったりして体を温めておくのはとても有効だとわかった。これから、冬場の本気トライの時はいつも採り入れよう。

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