ようやく練習再開

前回書いたように、10月上旬に左膝に怪我をして、それがなかなか治りきらずに、走れない状態が続いていた。買い物にいくなどの日常生活の動作では問題ないが、スクワット的な負荷をかけたり、ひねる動きになると痛みがでる。試しに軽く走ってみると、やはり痛みが出て、アイシングとロキソニンテープが欠かせない。そんな状態がずっと続き、ランニングは休んでいた。

実はいまも完治はしてない。だが、そろそろ練習を再開しないと、3月1日の東京マラソンに間に合わない。東京マラソンは制限時間が7時間とゆるゆるなので、半分くらい走れれば残りは歩きでも完走可能だと思うが、さすがに、まったく練習していなければ、それも厳しいだろう。42kmを歩き通すだけでもけっこう大変だ。

というわけで少し前から、自宅のスピンバイク(フィットネスバイク)でのトレーニングを始めた。バイクはランよりも膝への負荷が軽く、心肺にはそれなりに高い負荷をかけることができる。それで、身体を動かすことに少し慣らしてから、区営体育館でトレミ(トレッドミル=ランニングマシン)での練習をはじめた。

トレミは、ゴム製のベルトコンベアの上を走るので、外で走るのと比べて脚への衝撃がやや弱い。また、曲がる(膝をひねる)動きがないので、その点での負担も少ない。さらに、痛みが出たらすぐに運動を中止できる(外ランだと、止めた地点から歩いて戻らないといけない)など、リハビリランには適している。

トレミでも、練習後には確実に痛みが出るが、入念にアイシングをしてロキソニンテープを貼って寝れば、1~2日でほぼ消える。だましだましだが、12月一杯くらいは、トレミとバイクで慣らしながら様子を見て、問題なければ1月から外ランを再開する予定。それでも、大会まで2か月しかないので、どうなることか?

ちなみに、私がよく行くのは板橋区営の「植村記念加賀スポーツセンター」だ。トレーニングルーム(ジム)の利用料は1回430円で制限時間なし。区外在住者も利用可能。週に1、2回の利用なら、チョコザップより安い。

たしか2、3年前に建て直された比較的新しい体育館なのだが、建て替え時に、その名の通り、板橋区が生んだ偉大な冒険家、植村直己氏を記念した「植村冒険館」が併設された。

植村冒険館には、植村氏が南極で使用したソリなどの装備の実物や写真パネルなど数多くの展示や、物品の販売がされている。また、冒険やアウトドア関係の書籍を集めたミニ図書館「どんぐり文庫」も設けられている。「日本登山体系」など専門的な書籍も含め、ぱっと見、3千冊くらいは並べられている。見学や図書の閲覧は無料なので、植村氏やアウトドア関係の書籍に興味のある方にはおすすめできる。
https://www.uemura-museum-tokyo.jp/

植村直己氏が使っていた犬ぞり

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