だましだまし、10年くらいもってくれればいいのだが

1月は、だいたい3日に1度走っていたが、少し走力がついてきたので、いまは、だいたい1日おきに短い距離や長い距離を走っている。

左膝の鵞足炎はほぼ治ったようで、痛みは出ることはなくなった。一方で、右膝がひんぱんに痛むようになった。こちらの理由ははっきりしている。10年以上前、ボルダリングをやっていたときに、右膝の前十字靭帯と半月板を損傷しているからだ。

MRI診断結果→前十字靱帯断裂&半月板損傷 | おなかがすいたら登れない(旧)
膝の診断2回目。午後からの受診だが、混むので午前中に受付だけしておいた方がいい、というアドバイスを、前回にドクターからもらっていたので、10時くらいに...

靭帯断裂と聞くと、かなり重傷のイメージがあり、歩いたりできなくなるのではないかと思われるかもしれないが、そんなことはなくて、自分の場合は、急性期の痛み、腫れが取れてからは、日常的な歩行にはほぼ問題がなかった。しかしやはり不安定は不安定なので、不規則は動きで荷重がかかったり、不意に姿勢が変わるようなときは、痛みが出たり、力が入らなくて膝がカクッと折れそうになったりする。ボルダリングでも、不意落ちなどをして不安定な体勢で右足から落ちると、やばいことになりそうで、怖い。

では、ランニングはどうかというと、少なくともロードであればまっすぐ走るだけで、不規則な膝の動きとなることはほぼないので、筋肉で支えやすく、走っていても不安を感じることはない。ただ、長距離を走ったり、少し速く走ったりすると、その後には右膝に痛みが出る。鵞足炎のときのように、歩くのにも不自由するような強い痛みではないが、アイシングをしたくなる程度の痛みとなることもあり、不穏ではある。

いまはせいぜい10kmほどしか走らないし、スピードもそんなに上げないのでこの程度で済んでいるが、もし今後もっと長距離を走ったりするようになると、どうなるかはわからない。

これは靭帯や半月板の損傷が原因なので、自然に治ることはない。脚の筋力がつけばよくなるかどうかはわからないが、たぶんあまり変わらないように思う。靭帯再建手術をすれば改善されるかもしれないが、靭帯再建手術は単に靭帯を縫い付けるのではなく、ハムストリングスなどから靭帯を移植する手術で、それなりに大がかりだ。この年で、日常生活に不自由がないのにいまさら大きな手術をする気にはならない。

壊れたまま、だましだましという感じで、あと10年くらいもってくれればいいのだが。

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モチベーション維持のためにエントリーしていた大会の案内が届いた。10kmの部で走る予定。

10kmの部で走ります。

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