長ものでしごかれた@代々木Rec’s/2回目ボルダリング

エアコンの効いていないジムには行きたくない

盛夏である。
天気予報では、東京の気温は36度とも37度とも言われていた。渋谷駅の周辺では、商業ビルも、駅前に並ぶバスやタクシーも、エアコンの排気を遠慮無く吹き出し続け、それがいっそう気温を押し上げている。昼間は、ずっと40度を超えているんじゃないだろうか。
殺人的な暑さの渋谷駅からそそくさと山手線に乗り、代々木で降りて2回目のRec’sへ。

古いクライミングジムの中には、エアコンがあまり効いてない店もある。そんなジムで運動をするのは、絶対に嫌だ。単に不快なだけではなく、熱中症の危険がある。
ここはどうだろう? 店に入ってみて、エアコンが効いてなかったらすぐ出ようと思いながら、地下の入り口へ通じる階段を降りた。
幸い、ここはしっかりと空調が効いており、入った瞬間に涼しさを感じた。これは良い。

フロアの客は前回よりは空いている。これくらいが適正な客数か。
アップで7級、6級あたりを登っている段階で、もう手の皮がむけ始める。ホールドが比較的新しいから、フリクションがいいのだろうか。

垂壁の4級が2本登れて、まあまあ満足。力は落ちてもいるが、バランス系はごまかしが効く。
前回登れなかったかぶり壁の4級をやろうと思ったが、ここの壁は高い。T-wall江戸川橋より、50センチくらい高いだろうか。その高さの壁で、遠いゴール取りが核心のこの課題で落ちるのは、けっこう怖い。
なにしろ、膝に故障を抱えているので、普通に飛び降りることも躊躇するのだ。まして、核心を取りに行って不安定な姿勢で落ちるのは避けたい。下から見上げてしばし考えたが、やめておいた。

長ものは好きです

かぶり壁に長ものが設定されている。他の人がやっているのを見て、やってみたくなった。
前半が薄かぶりの右壁で36手まで。後半がどっかぶり壁で、全部で80手までかな。(通して触ってないので、よく覚えていない。)

長ものだし、足自由なのでそれほどきついムーブはなく、前半はたぶん10c~dくらい。後半は触ってないけど、かぶりがきつくなるので、見たところ11aくらいありそう。通して、11b~cくらいだろうか?
しかし、10c~dの前半部も、3トライして完登できなかった。
まあ、川口パンプでは11aを登るのに8便もかかっているのだし、今の力では仕方ない。

長ものは手が指定されている(マッチホールドが指定されていて、それ以外でのマッチは不可)のだけど、自分はクロスムーブが苦手でマッチでちまちま送るのが好きなので、この指定が苦手だった。
だけど逆に言えば、苦手なムーブの練習になる。通って、完登まで打ち込みたいと思ったが、今月にはホールド替えがあるとの掲示があった。残念。

天井からぶら下がった巨大ボテを使う3級もちょっと触ってみた。この巨大ボテは、固定されていなくて揺れるし、ホールドも悪い遠いで、めちゃ怖かった。これは痩せなきゃ無理だわ。

最後は、アブローラーで立ちコロをしてから、シャワーを浴びて〆。やっぱりシャワーは良いわ。

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